CUCINA ITALIANA SYMPOSIUM 日本語版

コンセプト
 美味しいイタリアンが食べたい。そんなシンプルな願いに応えるべく、高品質な料理を少しでも手軽に食べていただけるように努力しています。また、イタリアでの長い経験から、当店で提供されるものからイタリアの長き伝統を感じていただきたいと思っています、味や香りだけではなく地域性や文化的背景まで含めてイタリアを共に楽しみたいと思っています。ただ、あくまでイタリアなので陽気ににぎやかに。
 当店でしか食べられないものを多数ご用意しております。<旬>を織り込みながら、徐々にですが、富山とイタリアンの融合を図っていきたいとも考えています、富山にいるからこそできるこのイタリアン。イタリアンだからこそ地域性を打ち出していきます。
 また、食の安全にも配慮し、生産者や生産地が見えやすいものを積極的に使用しています。当たり前を当たり前に提供していきます。
シンポジウムという店名
<饗宴という意味のシンポジウム。>
 最初に考えていたのが日本人に馴染みやすいラテン語の言葉という事だけでした。レストランでシンポジウムというのも珍しいと思います。そもそも、古代ローマのシンポジウムでは、人が集まり食事をし、ワインを飲みながら詩を作ったり、音楽を演奏させたり、時には政治的な話をしたりする有識者の集まりでした。そしてそこに文化交流という背景が生まれたのです。
 当店では、イタリアな雰囲気で、イタリア本来の味わいを味わっていただくと共にイタリア食文化を経験してもらいたいという思いを込めてクチーナ イタリアーナ シンポジウム(イタリア料理 シンポジウム)としました。命名してもらったのは、マルケ州に住む私の親友でありイタリアでの母親的な存在でありまた尊敬するプロのクリエイティブな料理人であるドナテッラの娘、ジュディッタに付けてもらいました。
イタリア料理
 よく言われているのが、イタリア料理は存在しない、あるのは地方料理の集合体だ。という事ですが、イタリアを知れば知るほどその言葉の正当性を認識しつつもイタリア人的気質でつい、そんなに堅苦しく考えなくとも、、、、とも思います。やはり重要なのは季節とその土地でとれるものを大事にした<旬>をベースに美味しいと思われるように工夫しながら料理していくことでしょう。ただ旬や地域というベースから外れると厚みがなくなり薄っぺらな料理になってしまいがちです。今や世界中の物が瞬時に手に入る世の中、イタリアでも世界中の食材を使って創作的な料理も数多く行われており、時に非常に刺激的で感銘を受けることもありますが、その土地に根差した伝統的な料理がいまだに広く愛されているのも事実です。そして昔の人たちがある物の中でいかに美味しいものを作るかと、頭を悩ませた末に少しずつ改良されできた伝統料理の工夫には脱帽です。イタリアの食いしん坊たちに乾杯(完敗?)。